2021 ポール・ホブス カベルネ・ソーヴィニヨン クリスティーナズ・シグニチャー ネイサンクームズ クームスヴィル ナパ・ヴァレー
Paul Hobbs Cabernet Sauvignon Cristina's Signature Nathan Coombs Coombsville Napa Valley
| 生産国 | アメリカ |
|---|---|
| 地方 | カリフォルニア |
| アぺレーション | クームスヴィル |
| ワイナリー | ポール・ホブス・ワイナリーPaul Hobbs Winery |
| ヴィンテージ | 2021 |
| 色 | 赤 |
| ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン82%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド4%、メルロー2% |
Paul Hobbs Cabernet Sauvignon Cristina's Signature Nathan Coombs Coombsville Napa Valley
| 生産国 | アメリカ |
|---|---|
| 地方 | カリフォルニア |
| アぺレーション | クームスヴィル |
| ワイナリー | ポール・ホブス・ワイナリーPaul Hobbs Winery |
| ヴィンテージ | 2021 |
| 色 | 赤 |
| ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン82%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド4%、メルロー2% |
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| 栓 | ナチュラルコルク |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| アルコール度数 | 14.5% |
| 商品コード | PHP4BLCS21 |
| UPC | NONE |
| 在庫 | お問い合わせ |
| ワインデータシート (PDF) | PDFデータシート |
ティスティング・ノート
2021年ヴィンテージの Cristina's Signatureは、深みのあるガーネット色を呈し、ジューシーなラズベリーとダークレッドカラントの芳醇なブーケに、ほのかなミントのニュアンスが加わっています。複雑な味わいは、エレガントで滑らかなタンニンとフレッシュな酸味が絶妙なバランスで調和し、ブラックベリー、ハックルベリー、ダークチョコレートの風味が織りなすハーモニーを奏でています。この土地の火山性土壌に由来する砕石のようなミネラル感が絡み合い、しっかりとした構成の中盤から、長く複雑な余韻へと続く適度なコクと張りが感じられます。
ヴィンテージノート
2021年は、濃厚な風味のベリー、円滑な収穫、そして何よりも絶妙なバランスと繊細なニュアンスニュアンスを持つ鮮烈なワインの年として記憶されるでしょう。今シーズンは記録的な少雨量で始まり、寒冬の影響で芽吹きが遅れました。しかしながら、年初めは冷涼であったものの、その後は関連する悪天候に見舞われることなく、シーズンの残りは温暖な気候が続きました。5月の温暖な気候と穏やかな天候は、コンパクトな開花と極めて均一な結実を促し、理想的な小粒の実と適度な大きさで間隔の取れた果房を実らせました。一方、夏の長く涼しい朝と暖かい午後は、ブドウの果実がゆっくりと時間をかけて完熟するのを可能にしました。これは、私たちが重視する果実の生理的発達にとって理想的な条件でした。収穫は9月6日午前0時1分に正確に開始され、6週間という見事な熟成期間を経て、私たちのワイナリーに驚くほど美味しくて活気に溢れた若いワインという、素晴らしい収穫をもたらしました。
ブドウ栽培
クローン選抜:169、See、4、214、337、400、347、191
台木:110r、3309、101-14
土壌:Guenoc Rock Outcrop Complex、 “Haire” ローム、“Haire” 粘土質ローム、Sobrante ローム
日照と傾斜:多重露光、最大35%の傾斜
剪定と棚仕立て:両側のコルドン
収穫
枝切り鋏を使い、夜間に全て手作業で行う
10月1日~19日
醸造
ワイン農場からまだブドウが冷たい状態で手で選果
土着酵母による発酵
合計 27日のマセレーション
ポンプオーバーとデレスタージュ
樽の中で自然に起こるマロラクティック発酵
フレンチオーク樽で20か月熟成。新樽 50%
2023年 6月瓶詰め、無清澄・ 無濾過
ワイナリー情報
ポール・ホブスは 1978 年にナパ・ヴァレーのロバート・モンダヴィ・ワイナリーでワイン・メーカーとしてのキャリアをスタートしました。その後の 25 年間、彼はモンダヴィ、オーパス・ワン、ソノマ・カウンティにあるシミ・ワイナリーや、また醸造コンサルタントとしてチリやアルゼンチンでその技術と専門知識に磨きをかけました。この間、ポールはヨーロッパの主要ワイン産地を頻繁に訪れ、さらなる技術やアイデアを蓄積しました。ポールは 1991 年にカリフォルニアにポール・ホブス・ワイナリーを、1999 年にはアルゼンチンにヴィーニャ・コボスを、2000 年にはカリフォルニアにクロスバーン・ワイナリーを設立しました。
11 人兄弟の中で育ったポールのブドウ畑に対する強い興味は、1969 年ニューヨーク北部地方の彼の家族の農場に初めてブドウが植えられた時に芽生えました。仕事熱心だったポールの姿を見て、ポールの父は直ぐにポールをブドウ栽培の責任者にしました。ポールはノートルダム大学在学中に初めて世界のワインを試飲し、経験しました。それが彼の一生の仕事となる醸造家のキャリアの情熱に火をつけました。
1975 年、彼は UC デイヴィス醸造学科の食物学の修士コースに入学します。オーク樽の熟成について書かれた彼の修士論文はプレミアム・ワイン・コミュニティーの人々の相当な注目を浴びました。現在でもポールの樽に関する知識は右に出る者がいなく、樽を使用したワインのマスターと言っても過言ではありません。ポールの才能を見抜いた故ロバート・モンダヴィは直ぐに彼を研究技術者として雇います。そして、1979 年にポールは同ワイナリーの醸造家へ昇進します。1981 年にはオーパス・ワン の醸造チームに配属され、4 年間その地位に留まりました。
1985 年、ポールはソノマの歴史あるシミ・ワイナリーにアシスタント・ワインメーカーとして入社しました。彼に課せられた最初の仕事のひとつに新しいカベルネ・ソーヴィニョンのスタイル造りがありました。醸しや果実を丁寧にやさしく扱う事で、よりリッチでしなやかなワインを造り、評論家や一般消費者の注目を引きました。1989 年には副社長兼ワインメーカーとなり、カリフォルニアのプレミアム・ワイナリーの醸造プログラムを指揮する最初の機会となりました。
1991 年、何人かのパートナーと一緒に、ソノマにポール・ホブス・ワイナリーを設立しました。ここは手工芸的ワイン、ナパとソノマのシングル・ヴィンヤード・ワインを専門とするワイナリーです。一流建築家がデザインを手がけたワイナリーも 2003 年に完了し、そのワイナリーを囲む「リンゼイ」と名付けられた 14 エーカーの自社畑にはピノ・ノワールが植えられています。
1999 年、ポールはアルゼンチンのメンドーサにヴィーニャ・コボス・ワイナリーを設立しました。ここでは古樹で高く評価されているマルキオリ・ヴィンヤードのウルトラ・プレミアム・ワインを始め、バリューレンジで気軽に飲めるフェリーノとブラマーレのワインを生産します。
2000 年にはクロスバーン・ブランドを立ち上げ、現在ではソノマに醸造設備を建設しクロスバーン・ワイナリーとして、若きワインメーカー達に醸造のノウハウを伝授しています。ポールは 2000 年 12 月、「Connoisseursʼ Guide to California Wine」において「Winemaker of the year」に選ばれ、2004 年には「The Quarterly Review of Wines」に於いて「Most important winemaker in California」に選ばれました。2013 年にはアメリカの経済誌「Forbes」において、「The Steve Jobs of Wine」と名付けられました。最近ではポールの故郷であるニューヨークのフィンガー・レイクス地方でのリースリングの栽培も行っています。