フェイ・ドム
Fay d’Homme

ストーリー

大西洋にほど近いフランス北西部の産地 ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ。地球温暖化の影響をポジティヴに受け、その価値が改めて見直されており、今や世界中の真のワイン愛好家からも注目されるエリアとなりました。

フェイ・ドムはヴァンサン・カイエが運営する家族経営の小規模ドメーヌ。現在自社畑を25ha所有しており、1986 年からワインを手掛けています。今や多くの若いヴィニュロンにインスピレーションを与える指導者となっており、今世紀におけるミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌのルネッサンスの立役者の一人とも言えます。

ワイナリー名のフェイとは、古いフランス語で “ドメーヌ” の意。ビオディナミの指導で名高いピエール・マッソンの影響を受け、2010 年から2012 年にかけて有機農法に移行し、2016 年にはビオディナミ認証を取得しました。ムロン・ド・ブルゴーニュはカビ病に弱い品種でもあるため、ビオディナミを実践しているのはアペラシオン全体のわずか2% ほどです。プレパラシオンには当主であるヴァンサンがアルプスの高地で採集した石英を使うなど、細部にまでこだわっています。

ムロン・ド・ブルゴーニュはシャルドネのように土壌を忠実に表現する品種です。また、味わいはシャルドネやリースリングに似たニュアンスを帯びています。ワインから感じられる鉱物的なニュアンスは、片麻岩土壌とブドウ品種の個性に由来し、香りや味わいにはくっきりとした輪郭があり、焦点の合った、直線的なスタイルになります。収穫量について、アペラシオンでは55hl/ha まで認められていますが、30hl/ha に抑えています。生産量の50% がフランス国内のワインショップで取り扱われています。

生産者
概要
生産国 フランス
地方 ロワール
アぺレーション N/A
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商品一覧

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