コート・ロティ
ドメーヌ・フランソワ・ヴィラール
Domaine François Villard
1962年生まれのヴィラール氏は、近年ローヌで最も評価を上げている造り手で、ローヌを代表する醸造家の一人です。ヴィラール家は代々農家であり、ワイン造りに関わっていませんでした。 彼は15歳からワイン造りに携わり、20代前半のころ、ソムリエを経験しました。著名なソムリエ達と交友関係を持ち、それに基づき栽培及び醸造の勉強をして、理想のワイン造りを目指しました。1989年に初めてコンドリューに畑を購入し、1992年に初リリース以来、各国・各方面で高い評価を得ており、現在、メイユール・ヴァン・ド・フランスでは二ツ星を獲得するに至りました。 コート・ロティ、コンドリュー、サン・ジョセフ(ヴァン・ド・ペイ)に畑を所有しています。ぶどうを完熟させる為、収穫時期は非常に遅く、ま ...
詳細を読むドメーヌ・ジャン・ミシェル・ジュラン
Domaine Jean Michel Gerin
ジュラン家は昔( 記録では1820 年まで遡れる) からコート・ロティでワインの生産をしており、現在のオーナーであるジャン・ミシェル氏の父親アルフレッド氏は、アンピュイの村長や国会議員を務めた政治家でした。 1987 年よりジャン・ミシェル氏自身の名前をドメーヌ名として、1990 年代中頃から評価と人気が急上昇し、現在ではコート・ロティ屈指の生産者です。 『ワイン生産においては、ブドウの栽培が最も重要な要素である』と語る氏は、限りなく自然に近い状態で栽培をし、かつ収穫量(24 ~ 30hl/ha) を抑え、完熟健全なブドウを選別し、醸造します。2020 年からはビオロジック製法によりブドウ栽培を行い、新たな挑戦をスタートしています。 新樽比率は30 ~ 100% ...
詳細を読むドメーヌ・ピエール・ガイヤール
Domaine Pierre Gaillard
ピエール・ガイヤール氏は醸造家を志し、1981年にヴィダル・フルーリー社に入社。1982年にコート・ロティの再興の畑と言われているテュルクの畑を開墾、およびぶどうの樹も植え替えを行いました。同時に自身も1981年にClos de Cuminaille、1982年にCote Rotie Rogierの畑を購入し、ドメーヌを設立しました。1986年にヴィダル・フルーリー社がギガル社に買収され、ガイヤール氏はテュルクの仕込みを終えてからその年に退社し、ドメーヌに専念しました。 1985年の初リリースと同時に高い評価を得たローヌの新世代ドメーヌのパイオニア的な存在です。目の行き届く広さの畑と、近代設備を備えた醸造所を所有しています。リュット・レゾネを実践し、ローヌらしい濃縮した ...
詳細を読むドメーヌ・イヴ・キュイユロン
Domaine Yves Cuilleron
1961年生まれのキュイユロン氏は、醸造・栽培を専門学校で学んだ後、1986年に伯父のドメーヌを引き継ぎました。30代半ばからすでにローヌ地方の白ワイン生産者としてトップレベルに達しており、特にコンドリューに12haという広い畑を所有し、複雑、芳醇、バランスがよく、奥行きのある味わいの卓越したワインを造っています。 老木から造られるヴィエイユ・ヴィーニュと完全な状態で熟したぶどうをより遅摘みしたレコルト・タルティヴは圧巻です。樹齢は15~60年で、完全に熟したぶどうを選別しながら最小限の量まで抑えて収穫し、そのぶどうを再度セレクション・テーブルで厳選します。 赤は温度コントロールが容易なセメントタンクとステンレスタンクで年によっては30%まで全房発酵します。 ...
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